ベランダガーデニングは、限られたスペースでも自分で野菜を育てて収穫できる楽しみがあります。
とくに、秋は涼しくなって、野菜が育ちやすく「収穫の秋」というように美味しい野菜の恵みが収穫出来る時期です。
今回は、ベランダガーデニングで秋に栽培できる初心者におすすめの野菜5選と、その育て方や収穫方法をご紹介します。
これらの野菜は、プランターや鉢で簡単に育てられるものばかりです。ぜひチャレンジしてみてください。
1. ベランダガーデニングで旬を楽しもう! 【小松菜】
初秋でベランダガーデニングにオススメな野菜一つ目は、小松菜です。
小松菜はベランダガーデニングで育てやすい野菜の一つです。
小松菜は寒さに強く、秋から冬にかけて収穫できます。
小松菜はサラダや炒め物、汁物などに使える万能野菜です。
・ 育て方
小松菜の種まきは9月から10月が適期です。
プランターの底には鉢底石や鉢底ネットを敷き、培養土を入れます。
鉢底石は、大粒の赤玉土や鉢底石を入れると排水性が上がります。
種をまく際は、プランターの表面に薄く土をかけます。
種と種の間隔は約5cm程度あけます。
水やりは朝か夕方に行い、株元に直接あげます。
土が乾いたら行うのがおすすめですが、水やり過ぎは避けましょう。
小松菜は約1ヶ月半から2ヶ月で収穫できます。
葉が10枚以上になり、高さが15~20cm程度になったら収穫時期です。
収穫する際は、根元から切り取るか、葉っぱを摘み取ります。
摘み取り収穫の場合は、何度も収穫できるメリットがあります。
収穫後はすぐに水洗いして水気を切り、冷蔵庫で保存します。
2. ベランダガーデニングで残暑を跳ね除けよう! 【サヤインゲン】
初秋でベランダガーデニングにオススメな野菜二つ目は、小松菜です。
サヤインゲンはベランダガーデニングでも楽しめる野菜です。
サヤインゲンは長いつるが伸びるので、支柱やネットなどを用意して誘引します。
サヤインゲンは日当たりと水分が好きなので、水やりや日陰対策をしっかり行いましょう。
・ 育て方
サヤインゲンの種まきは8月から9月が適期です。
プランターには、培養土を使用し、底は赤玉土や鉢底石をいれて排水性を高めましょう。つるが伸びるタイプのものは、支柱も準備しましょう。
種をまく際は、プランターの表面に薄く土をかけます。
種と種の間隔は約10cm程度あけます。
水やりは種が発芽するまでは乾燥しないように毎日水やりします。
発芽後は土の表面が乾いたら水やりします。
水やりは朝か夕方に行い、株元に直接水をあげますが、水やり過ぎは避けましょう。
サヤインゲンは種まきから1~2カ月後に収穫できます。
莢が太くなりすぎず、豆が膨らんでいない状態が収穫時期です。
暖かい時期には10日~2週間ほど時期をずらして種まきすると、ずっと収穫できます。
収穫する際は、一本ずつ手で摘み取ります。
莢の付け根を持って引っ張ると茎が傷つくことがあるので、ハサミやナイフで切り取るとよいでしょう。
収穫後はすぐに水洗いして水気を切り、冷蔵庫で保存します。
3.ベランダガーデニングで香りを楽しもう! 【ハーブ】
初秋でベランダガーデニングにオススメな野菜三つ目は、ハーブです。
ハーブはベランダガーデニングにぴったりの植物です。ハーブは香りが良く、料理やお茶に使えます。
ハーブは種類によって育て方が異なりますが、基本的に日当たりと風通しの良い場所が好きです。
・ 育て方
ハーブの種まきは9月から10月が適期です。
プランターには、培養土を使用し、底は赤玉土や鉢底石をいれて排水性を高めましょう。
ハーブは種から育てることが可能ですが、初めての場合は苗から育てると簡単にできるので、おすすめです。
春から秋にかけて園芸店やスーパーなどでポット苗が販売されています。
株間は品種によって異なりますが、一般的には10~15cm程度空けると良いです。植え付け後はたっぷりと水やりします。
水やりは朝か夕方に行い、株元に直接水をあげます。
頻度は品種や気温によって変わりますが、一般的には1日1回程度です。
ハーブは約1ヶ月から2ヶ月で収穫できます。
収穫する際は、必要な分だけ摘み取りましょう。
また、摘み取る際は、茎の上部から摘み取ります。摘み取り収穫の場合は、何度も収穫できるメリットがあります。
ハーブは香りが強いため、虫がつきにくいと思われがちですが、実際にはメイガやアブラムシなどの虫がつくことがあります。
虫がついた場合は、早めに手で取り除くか、水や石鹸水で洗い流すか、有機農薬を使って駆除します。
4. ベランダガーデニングでイタリアを感じよう! 【ルッコラ】
ルッコラはベランダガーデニングで簡単に育てられる野菜です。
ルッコラはピリッとした辛みが特徴で、ピザやパスタなどに使えます。
ルッコラは寒さに強く、秋から冬にかけて収穫できます。
・ 育て方
ルッコラの種まきは9月から10月が適期です。
プランターには、培養土を使用し、底は赤玉土や鉢底石をいれて排水性を高めましょう。
ルッコラは種から育てることもできますが、初めての場合は苗から育てると簡単にできるので、おすすめです。
春から秋にかけて園芸店やスーパーなどでポット苗が販売されています。
種をまく際は、プランターの表面に薄く土をかけます。
株間は品種によって異なりますが、一般的には10~15cm程度空けましょう。
植え付け後はたっぷりと水やりします。
水やりは朝か夕方に行い、株元に直接水をあげ、土が乾いたら行いますが、水やり過ぎは避けましょう。
ルッコラは約1~2ヶ月で収穫できます。花が咲く前が最も香りが強くておいしい時期です。
収穫する際は、ルッコラは必要な分だけ摘み取り、枝先から数枚の葉を残して切り取るとよいでしょう。
収穫後はすぐに水洗いして水気を切り、冷蔵庫で保存します。
5.ベランダガーデニングで甘さを楽しもう! 【トマト】
トマトはベランダガーデニングでも楽しめる野菜です。
トマトは日当たりと水分が好きなので、水やりや日陰対策をしっかり行いましょう。
トマトは赤くなると甘くなるので、完熟したものを収穫すると美味しいです。
・ 育て方
トマトの種まきは8月から9月が適期です。
プランターには、培養土を使用し、底は赤玉土や鉢底石をいれて排水性を高めましょう。
トマトは、種から育てることもできますが、初めての場合は苗から育てると簡単にできるので、おすすめです。
春から秋にかけて園芸店やスーパーなどでポット苗が販売されています。
種をまく際は、プランターの表面に薄く土をかけます。
種と種の間隔は約株間は品種によって異なりますが、一般的には40~50cm程度空け、植え付け後はたっぷりと水やりします。
水やりは朝か夕方に行い、株元に直接水をあげます。
水やりの頻度は品種や気温によって変わりますが、一般的には1日1~2回程度です。
トマトは約2~3ヶ月で収穫できます。
収穫する際は、色づき始めたら収穫できますが、完熟すると甘みが増します。
茎から簡単に外れるようになったら収穫できますが、茎が固くて外れない場合はハサミやナイフで切り取ります 。
収穫後はすぐに水洗いして水気を切り、冷暗所で保存します。
まとめ
ベランダガーデニングで初心者でも初秋に簡単に育てられる野菜を5種類紹介しました。
ベランダガーデニングは、野菜を育てる楽しみだけでなく、収穫した野菜を食べる喜びも味わえます。
秋のベランダガーデニングで野菜を育てることで、おうち時間がもっと充実することでしょう。
ぜひ、この記事を参考にして、ベランダガーデニングに挑戦してみてください。
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