マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカ(Leptospermum scoparium)の花から採れるはちみつです。一般のはちみつより高価で、ラベルには「UMF 10+」「MGO 263+」のような数字が並びます。この記事では、この表示が何を意味するのか、買うときにどこを見ればよいかを、認証団体の公開情報をもとに整理します。健康や体への効果についてはこの記事では扱いません。
この記事でわかること
- マヌカハニーとは何か
- UMFとMGO、2つの表示の意味
- ラベルで確認するポイント
- 食べ方・保存の基本
マヌカハニーとは何か
マヌカハニーは、マヌカの花の蜜を主な蜜源とするはちみつで、色は濃い琥珀色、味は一般的なはちみつより濃厚で、少し薬草のような香りと苦みがあります。粘度が高く、スプーンですくうとクリーム状にまとまるものが多いのも特徴です。
ニュージーランド産が中心で、オーストラリアでも近縁種から採れるはちみつが流通しています。生産量が限られることと、後述の検査・認証の手間から、一般のはちみつより価格が高くなっています。
UMFとMGO、2つの表示の意味
マヌカハニーのラベルには、主に2種類の数値表示があります。どちらも「どのくらいマヌカらしい成分を含むか」を示す目安ですが、測っているものが違います。
| 表示 | 管理・意味 | 数値の例 |
|---|---|---|
| UMF™(Unique Mānuka Factor) | ニュージーランドのUMFハニー協会(UMFHA)が管理する認証マーク。MGO・レプトスペリン・DHA・HMFの4項目を検査し、等級を付ける | UMF 5+/10+/15+/20+/25+ |
| MGO | はちみつ1kgあたりのメチルグリオキサール(マヌカハニーに特徴的な成分)の含有量(mg/kg)を示す単独の数値 | MGO 100+/250+/400+/550+ など(表記は商品により異なる) |
UMFHAの公開資料では、UMFの等級とMGO値のおおよその対応が示されています(UMF 5+ ≒ MGO 83+、UMF 10+ ≒ MGO 261+、UMF 15+ ≒ MGO 512+、UMF 20+ ≒ MGO 826+、UMF 25+ ≒ MGO 1197+)。ただし、同資料は「MGO単独の表示はUMF™に換算されない」としています。UMFは4項目を検査した認証、MGOは成分1つの含有量、と覚えておくと表示を読み違えません。
数値が大きいほど良い?
数値はマヌカ由来の成分の濃さを示すもので、「おいしさ」の指標ではありません。数値が高いほど風味も濃く、価格も上がります。毎日の食事に使うなら低めの等級、贈り物なら高めの等級、というように用途で選ぶのが現実的です。
ラベルで確認するポイント
- UMF™のロゴとライセンス番号があるか(UMF表示の場合)
- MGO表示の場合は、どの検査機関の数値かが書かれているか
- 原産国がニュージーランドか(マヌカはNZ以外でも流通するため)
- 原材料が「はちみつ」のみか(ブレンドやシロップ入りではないか)
- 内容量と価格:少量瓶から試せるものもある
はちみつ全般のラベルの見方(純粋・加糖・精製の区分や、産地表示の読み方)は、はちみつの選び方|ラベルの見方・花と産地の違いにまとめています。
食べ方・保存の基本
そのままスプーンで食べるほか、ヨーグルトやトースト、紅茶に合わせるのが一般的です。風味が強いので、料理に使うなら少量から試すとよいでしょう。
保存は直射日光を避けた常温で、使うたびに清潔なスプーンを使います。白く固まる(結晶する)ことがありますが品質の問題ではなく、湯せんでゆっくり温めると戻ります。はちみつが長持ちする理由は蜂蜜は腐らない!長持ちする理由を徹底解説で解説しています。
まとめ
- マヌカハニーはマヌカの花を蜜源とするニュージーランド産中心のはちみつ
- UMFは認証団体が4項目を検査した等級、MGOは成分1つの含有量。別の指標として読む
- 用途(毎日使う・贈る)で等級を選び、ラベルの原産国と原材料を確認する
出典
- UMF Honey Association「UMF™ vs MGO vs K-Factor」(日本語ページ) https://www.umf.org.nz/jp/?p=6864(2026年10月4日確認)

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