焼きいもや炊き込みごはん、汁ものの具にと、秋から冬にかけて出番が増えるさつまいも。店頭ではいくつもの品種や産地が並びますが、どれを選べばいいのか迷うこともあります。
この記事では、さつまいもの主な産地と収穫の時期、品種による食感の違い、お店での選び方、家での保存方法をまとめました。
主な産地と、収穫の時期
さつまいもの収穫量がもっとも多いのは鹿児島県で、全国の約3割を占めます。次いで茨城県、千葉県と続き、この3県で全国の7割になります(令和7年産)〔出典1〕。
収穫は、植えつけからおよそ120日後。関東では10月始めから11月始め、九州では9月の終わりから11月の終わりごろが目安です〔出典2〕。
| 順位 | 都道府県 | 収穫量(令和7年産) | 全国に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 21万9,000t | 31% |
| 2 | 茨城県 | 19万5,500t | 28% |
| 3 | 千葉県 | 8万t | 11% |
〔出典1〕
品種によって、食感が変わる
さつまいもは、品種によって加熱したときの食感や甘さが違います。お店で品種名が表示されていたら、好みの食感で選んでみてください。ここでは、公的な資料で特徴を確認できた2つの品種を紹介します。
べにはるか
甘さが強く、しっとりとした食感が持ち味の品種です。糖度が高く、しっとりなめらかな食感が特長とされています〔出典3〕。
種子島安納いも
鹿児島県の種子島(西之表市・中種子町・南種子町)で生産される、地理的表示(GI)に登録されたさつまいもです。加熱したときのねっとりとした食感と、蜜が出るほどの甘さが特徴。一般的なさつまいもに比べて糖分が多く、でんぷんが少ないとされています〔出典4〕。
お店での選び方
- よく太っていて、ずしりと重みがある
- 皮にツヤがある
- ひげ根が少なく、でこぼこが少ない
この3つを目安に選びましょう〔出典5〕。
家での保存方法
冷蔵庫には入れない
さつまいもは寒さに弱いので、冷蔵庫での保存には向きません。新聞紙などで包んで、常温で保存します〔出典5〕。
保存の温度の目安
産地では、収穫したさつまいもを土を落とさずに13〜15℃で貯蔵するのが目安とされています。家庭でも、冷えすぎない場所を選ぶのがポイントです〔出典2〕。
さつまいもを楽しむ
干して甘さを凝縮させた干し芋や、季節の炊き込みごはんなど、さつまいもの楽しみ方はいろいろ。MelQuoBate の関連記事もどうぞ。
まとめ
- 主な産地は鹿児島県・茨城県・千葉県。収穫は秋(関東は10月始め〜11月始め)
- べにはるかは「しっとり・甘い」、種子島安納いもは「ねっとり・蜜が出るほど甘い」
- 選ぶときは、重さ・皮のツヤ・ひげ根の少なさを見る
- 冷蔵庫には入れず、新聞紙に包んで常温で
出典(確認日:2026年10月3日)
- 農林水産省「令和7年産かんしょの収穫量」 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/pdf/syukaku_kansyo_25.pdf
- 農林水産省 こども向けページ「さつまいも」 https://www.maff.go.jp/j/kids/agri/satuma/s04.html
- 農研機構 資料「べにはるか」 https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/beniharuka.pdf
- 農林水産省 地理的表示(GI)登録産品「種子島安納いも」 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0115/index.html
- 京都府 食育資料(さつまいも) https://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/documents/1332821763516.pdf

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